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すっかりアップするのを忘れていた、夏アニメ感想 その1です。

ロウきゅーぶ!
電撃文庫刊ラノベのアニメ化。

七芝高校に入学した長谷川昴は男子バスケ部に入部するが、部長のロリコン疑惑がきっかけで部活動停止の目にあってしまう。
行き場をなくし、日々所在なく過ごしていた昴だったが、叔母の強引な誘いから小学校の女子バスケ部の臨時コーチを引き受けることになった。
女子小学生たちが相手の慣れぬ環境に戸惑う昴だったが、彼女たちが抱える事情を知り、それぞれの想いを守るために 積極的に活動を進めていくことになる。


実写ver.のインパクトが強すぎて、アニメ絵のOPはなんか物足りない…。

女子小学生が、スパッツ履いて跳ね回る。
スポ根バスケものと聞いていたのに、見てみたらロリコンバスケものだった。
AT-X以外はどの位規制入るんだろう?
シャワーシーンは完全光渡しにしても、スパッツの柔軟体操やローアングルにも入れてくるだろうか?
やりそうだよなぁ…、小学生だもんなぁ…。
ただのロリ萌えで終わるか、スポーツものを名乗れるか、もうこれは試合シーンでどれだけ動かせるかにかかってんじゃないだろうか?
でも、頭デカ過ぎな上に身体全体の面積の半分が髪の毛って、動かせるキャラデザになってないんだよなぁ…。

小学生ってことで、花澤はもうちょっと高い所で演技するべき。
今のままだと、落ち着きすぎで、高校生位になってる。
日高はやっぱ、幼女演らせるとハマるねぇ。
なんなんだろうね、ヒデヨシ(戦国乙女)とか、主役なのに埋没しちゃう系で全然ダメだったもんね。

異国迷路のクロワーゼ The Animation
富士見書房『月刊 ドラゴンコミックスエイジ』連載漫画のアニメ化。

19世紀後半の仏蘭西、巴里。
近代化の流れに取り残された小さな商店街・ロアの歩廊(ギャルリ・ド・ロア)に、ある日、小さな日本人の少女・湯音がやって来た。
長崎から一人、奉公にやってきた彼女は、異国の文化や習慣に戸惑う毎日。
それでも湯音は、鉄工芸品店『ロアの看板店』で働きながら、若き店主のクロードやパリの人々との温かい出会いを通じ、 言葉や文化の壁を乗り越え、いつか"ギャルリの家族"になれるよう、奉公に励む。


悪い人や嫌な人が全くいない、失敗や挫折が無い、盛り上がりも盛り下がりも無い。
それでも何故か面白い、ほんわか日常癒し系。
シリーズ構成・佐藤順一、脚本・池田眞美子、内容は"まったり系"。
もうこれだけで安心。
制作はサテライトだし、サトジュンは音響監督も兼ねてるときてるから、もう鉄板でしょ。
作画によって、湯音の顔がヒラメになるのさえ気をつけてくれれば何も文句は無いですな。

夏目友人帳 参
待ちに待ってた、夏目の3期。
クオリティも今まで通りで安心の出来。
何も言うことは無いね。
基本設定さえググっておけば、今期からでも充分見れます癒されます。
しかし、伊藤美紀さんのやるおばさんはどうしてあんなに可愛らしいんだろう。
この声でこの可愛らしさだったら現実のおばさんでも惚れる自信あるわ。

快盗天使ツインエンジェル ~キュンキュン☆ときめきパラダイス!!~
sammyのパチスロのアニメ化。

都会郊外にありながら、豊かな自然に囲まれた名門『チェリーヌ学院』
元気いっぱいだけどちょっとドジなのが玉にキズの水無月遥と、遥のお姉さん的存在でもあり、成績優秀 で生粋のお嬢様な神無月葵。
幼馴染で大親友の二人の、誰にも言えない秘密。
それは、『怪盗天使ツインエンジェル』に変身して、悪と戦い、奪われた宝物を取り返すことだった。


盗まないのに怪盗とはこれ如何に?

正義の味方とか言ってる(言われてもいる)んだよ?

80年代後半から90年代初頭にかけて作られた、粗製乱造OVAの1本な感じ。
お色気も無いし、大きなお友達にしか解らないネタも無い。
おもちゃ会社のスポンサーがつけば、金土の深夜33時台でも全然問題無しの絵と内容。
つーか、内容無いよ?
見る理由はゆかりん。
がんばってみつけた面白要素は桧山。
あーもー、ゆかりんさえ出ていなければ見てないよ絶対。
ゆかりん、能登、釘ゅ、いずれかが出てれば無条件で見ますな人向け。

うさぎドロップ
祥伝社『FEEL YOUNG』連載漫画のアニメ化。

河地大吉は祖父の訃報で訪れた祖父の家で、祖父の隠し子・鹿賀りんと出会う。
望まれぬ子であったりんを施設に入れようと言う親族の意見に反発したダイキチは、りんを自分が引き取り育てると言ってしまう。
こうして、正義感は強いが不器用な三十路男と、子供ながらに芯の強さを持つしっかり者の6歳少女との共同生活が始まる。


今期のノイタミナ枠。
これは良いロリアニメ。
『ロウきゅーぶ』なんかの"歪んだ大人の理想像的ロリ"とは違い、しぐさや思考・行動で、視聴者に 「こう言う子供いるわ」と思わせつつ、可愛いを表現する"リアル路線ロリ"。
(それでもやはり人間が出来過ぎてる幼女なんですけどね)
こういうロリには、中の人もリアルロリがハマるよね。
拙いながらもしっかり芝居する子役って良いよね。
見習えよ、専門卒の粗製乱造声優ども…。

全何話でやるんだろう?
原作にシーン追加して補完しながら進めてて、非常に良い感じなので、これで2クールだったら最強だと思う。
もしドラとか今期のBLOOD-Cとか、IGホントどうしちゃったんだよと思ってたけど、これ見て安心した。
IGはまだまだ大丈夫だ。
今期の大アタリ。

NO.6
講談社 YA!ENTERTAINMENT 刊小説のアニメ化。

2013年。
理想都市『NO.6』に住む紫苑は12回目の誕生日を迎えた日、その運命を大きく変えてしまう。
ふとしたことから、特別警戒地域の『矯正施設』から抜け出してきた謎の少年・ネズミと出会い、彼を介抱してあげた紫苑だが、 それが治安局にばれてしまい、NO.6の高級住宅街『クロノス』から『ロストタウン』へと追いやられてしまう。
それから4年、謎の事件をきっかけに彼は様々な事件に巻き込まれ、いろいろな人々と出会う。
そして、理想都市が成り立っている裏側にある現実、『理想都市NO.6』の隠された本質と意図を知っていく…。


今期のノイタミナ枠。
原作はあさのあつこ。
思った以上のホモ祭り。
ホモっぽいんじゃなくてガチホモ。

小学生の頃、図書室や図書館で死ぬ程読んだ半世紀位前のジュブナイルSFの内容そのまんまですね。
テーマが「この支配からの卒業」なやつ。
まぁ、あさのさんですからねぇ。
追加要素はホモ。
強引で無理矢理な展開でしか話を進められないラノベなんかに比べると、話もしっかりしているし、 映像的な部分もがんばってるの解るんで、ちゃんと"見れる"作品なんですが、 混雑している木曜深夜にこれ見るのは正直苦痛です。
ぽっかり空いてる月・水曜辺りに移ってくれないもんでしょうか?

THE IDOLM@STER
言わずと知れた、あの"ゲーム"のアニメ化。

あの、ロボが何して何とやらなヤツではなく、芸能事務所がアイドルを育てる、 正真正銘のアイマスです。
キャストもオリジナルキャスト(ゆりしーはアレだからアレだが)。
"とりあえず顔見世"な第1話ながら、N○Kドキュメント的手法。
アイドルものならでわな感じでGJですね。
2話以降も丁寧に作っていますが、何分キャラが多く、毎回無理しても全員出そうとしているので、 キャラが薄くなる感は否めません。
キャラ背景をちゃんと説明してくれないと、アニメ組はついていけません。
かく言う私もゲームは全く(アーケードもコンシューマも)触っていないので、 "2期からの新規視聴者"な気分を味わっています。

バックで曲をかけるのは当然なんですが、かけるならかけるでもっと曲聞かせればいいのに、 ボリューム低過ぎてボーカルあってもなくても同じになってね?

まよチキ!
MF文庫J刊ラノベのアニメ化。

生まれた環境が災いしてか、女の子に触られると鼻血を出してしまうほどの女性恐怖症という不憫な高校2年生・坂町近次郎は、 理事長の娘でクラスメイトである涼月奏の執事・近衛スバルの秘密を知ってしまう。
実は、スバルは女だったのだ。
< 奏はスバルの秘密を守ることと引き替えに、ある協力を近次郎に申し出る。


こいつを見る前に言っておくッ!
おれは、アニメの まよチキ 1話を体験した。
い…いや…、体験したというよりは全く理解を超えていたのだが…。
あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!
『3ピースのスーツを着こなして、Yシャツの第一ボタンまできっちり閉めて男装した女性の頭上に大きなビンが落ちてきたんで、 咄嗟に彼女の頭を抱えるように押し倒した次の瞬間、起き上がってみたら、スラックスのベルトとボタンとファスナーと ベストのボタンとYシャツのボタンが全開で、胸からへそ下まで露わになった彼女のノーブラな乳を直に揉んでいた』
な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何が起こったのかわからなかった…。
頭がどうにかなりそうだった…。
ご都合主義だとか視聴者サービスとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。

初めにシーン有りきで話作るからこうなるって典型だよね。

学園執事ラブコメですって。
清々しい程にヲタ向けテンプレ作品。
まぁ、↑のようにポルナレフ状態などうしようもないシーンもあるんですが、 意外にも他の部分の脚本はしっかりしていて見れる作品に仕上がっていました。
傍から見るとガチホモな2人が、男女の仲で進展していく中で、適度のエロと適度なブヒ。
何より、ゆかちが男の子もいけるとわかったのは収穫。
最初誰だかわからんかったもの。
これは毎回楽しみに見れますな。
テンプレだろうと何だろうと、見れる作品はちゃんと見れるんだよね。

バカとテストと召喚獣にっ!
バカテス2期です。

前期からクオリティは変わらず、面白さもそのまま。
つーか「テストと召喚獣はいらないんじゃねーの?必要なのはバカだけだろ」 を証明してしまった1話。
初見組への配慮も(放送前特番ですら)0でした。
前期見てた人向け。
前期ダメだった人は今期もダメです。

いつか天魔の黒ウサギ
富士見ファンタジア文庫刊ラニベのアニメ化。

宮坂高校1年・鉄大兎は、これといった特徴が無い自分を平凡だと信じていた。
しかし大兎は、9年前に、最古の魔女・ヒメアに15分に7回死なないと死なないという「毒(まじゅつ)」をかけられた「犠者」であった。
その代償はヒメアを愛すること。
9年前に交わしたこの『約束』の為にとっくに平凡ではなくなっていた大兎だが、彼はその記憶を奪われていた。
誰が彼の記憶を奪ったのか?
ある事件をきっかけに、大兎の記憶がよみがえる。
それは、彼の"非日常"が始まったことを意味していた。


をうっ!やっぱりファンタジアかよぅ!!
絵柄と内容がいかにもファンタジアですって感じだったんで、ファンタジアじゃねーかと思ったらやっぱファンタジアだったよぅ。
しかし、こんだけ見事にファンタジアとわからせる程にブランド色持ってるってのは結構凄いことなんじゃねーかと思う。
これで面白ければなぁ…。

せっかく主人公が6回まで死ねるのに、その設定が全く生かされてません。
意味もなく、速攻で6回死ぬんです。
殺る気マンマンな敵の目の前でお喋りしてたりして、その間に6回殺されるんです。
そんなんで「あと1回死んだら本当に死ぬ!」言われても、緊張感も何もあったもんじゃ御座いません。
6回までは割れたガラスの破片とかで凄くあっさり死ぬのに、7回目になると主人公補正がチート並みになりまして、 コンクリの壁をぶち抜く程叩きつけられようが何されようが死ななくなります。
これ、6回死ななくても、通常のラノベのように"致命傷になっていない" "致命傷だけど根性でなんとか" "戦闘シーン終わったから怪我とか皆さん忘れてね"で充分なんですよね。
どんな設定作ったって、使わなきゃ意味ないでしょうに…。
ん~…、とりあえず1ヶ月見て面白く無いし、切り決定かな。

輪るピングドラム
オリジナル。

両親のいない高倉家には3人のきょうだいが暮していた。
双子の兄の冠葉と弟の晶馬、そして妹の陽毬。
陽毬は不治の病に冒されており、担当の医師から余命が長くないと宣告されていた。
数日後、自宅へ帰ってきた陽毬は、兄達と一緒に、数少ない家族の思い出が残る水族館へ行く。
しかし、陽毬はそこで倒れ、亡くなってしまう。
悲嘆に暮れる兄達の目の前で、突然、死んだはずの陽毬が起き上がり、告げた。
「妹の余命を伸ばしてやる。代わりにピングドラムを手に入れろ」と。


ARBの「ROCK OVER JAPAN」(←生存戦略の歌)は懐かし過ぎんだろ。

やべぇ、幾原が本気出した!!
ぶっ飛び過ぎてて、人を選ぶ。
ウテナ好きは無条件で受け入れるだろうけど。
とにかく上手く説明できないけど面白い。
つーか、面白過ぎる。
1話見て面白い人はずっと面白いし、1話見てダメな人は最後までダメだろう。

ジャイアンがジャイアンでしかねぇ。
あの、詰まってるような、搾り出すような喋り方って、"ジャイアン"の演技でなくて素だったのね。
この分だと、「ジャイアンの人」以上にはなれないだろうなぁ。

あと、池PがMBSまで映像持っていく羽目になるかもしれない位にスケジュールがやべえって話(ソースはツイッター)だけど、 それで2クールも…大丈夫なのか?
頼むから、尺の決まった現状で「間に合わないから総集編」だけはやめてくれよ…。

魔乳秘剣帖
エンターブレイン『TECK GIAN』(エロゲ雑誌)連載漫画のアニメ化。

時は江戸、乳こそこの世の理。
豊乳は富であり、貧乳は人に非ず。
徳川幕府が治める理不尽の治世。
幕府の中にあり、政治を支え、刺客を操り、奥の豊乳を育む絶大な権力集団があった。
その名は『魔乳一族』
魔乳の剣技は体を抜け乳を断ち、門外不出の秘伝書には、豊乳美乳を育む為の古今東西あらゆる術が記されていると言う。
そんな乳が全てを支配する時代、魔乳一族頭首の末子・千房は、一族が作り上げた理不尽な世を正す為、秘伝書を奪い、 里を出奔する。
魔乳からの追っ手に一歩も退くことなく側仕えの楓と共に、千房は世直しの旅を続ける。
全ては母を教えを守る為、そして乳が理を正す為、千房は豊かな乳を震わせて、必殺の剣を振るう。


あらすじ書いてるだけで何度「ばーか!ばーか!!」と口にしたことか…。
本編見たら「ばーか!すっげーばーか!!」と何度も口にしてしまった。
この素晴らしいバカ具合をどう説明したら良いのか?
『乳』を『権力』とか『才能』なんて言葉に置き換えると、シリアス系に早変わりする んだよぉ。
でも、あくまでも『乳』なんだよぉ。
ひたすら『乳』なんだよぉ。
一から十まで『乳』なんだよぉ。
そんな「バカ」なんだよぉ。
愛すべき「バカ」なんだよぉ。
ただなぁ…、完全にクェイサー枠(完成品見たけりゃ金払え)なんだよなぁ…。
声にまで規制入れてきてるもんなぁ…。
でも、ここまで突き抜けた"バカ"は面白いんだよ。
面白いなら見るしかないだろ。
もちろん、DC版で。

R-15
角川スニーカー文庫刊ラノベのアニメ化。

芥川丈途は、高校生にして新聞に連載を持つ天才エロ小説家。
その才能を認められ、彼が入学したのは、クセのある一芸を持つ生徒達を集めた『私立 閃学園』
クラリネットの天才や数学の天才、天才ハッカーにアイドルの天才等、個性的過ぎる面々との数々のエロトラブルに、 丈途の妄想も留まることろを知らない。
そしてその中で育まれる恋の行方は…。
禁断のわちゃめちゃ学園生活が始まる!


聞いたこと無い名前の不慣れさん達ばかりなので、角川なことだし、また「エースの新人まとめてデビューさせちゃいました」 なのかな?と思ったら、青二やら81やらの新人でやんの。
張った声と(画面に)合わせる技術ばっかで演技が二の次になっている、粗製乱造な養成の結果が顕著。
それでも、ガヤだったり1作品に数名ならば問題もありませんが、メインが全員ソレなので異常な程の悪目立ち。
内容も散漫で、何がしたいのか、何を見せたいのか、何を伝えたいのか解らない。
釣り餌になるはずのエロすらも徹底的な光渡しで消しまくる。
見てる途中で腹が立ってきたわ。
とりあえず5話まで見たけど、ダメな所がダメなままなので切り決定。
2期とかあっても、次は最初から見ませんね。


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