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秋アニメ感想 その3。
最終回です。
真剣で私に恋しなさい!!
みなとそふと制作エロゲのアニメ化。
川神学園、2年生の直江大和には大切な仲間達がいた。
男4人と女3人。幼い頃から一緒にバカやって今まで育ってきた。
色々あったけど、今でも仲良しの皆。心地よい空間。
そこに新たな仲間達2人が加わり、より周囲は賑やかになっていく。
しかもメンバーの女性は全て武道をたしなみ、血も武士の系譜という頼もしい構成。
凛々しい侍娘たちに負けずに頑張れ、男達。
おお!面白い第1話!!
と思ったら、ここが原作のラストなんだそうです。
原作ラストからスタートのアニメと言うことですから、全編オリジナルな感じなんでしょうか?
ストーリーを追う形ではなく、どっちかって言うとファンディスク的な作りのアニメ。
エロゲなんだからエロくて当たり前って作り方は好感持てますね。
そして、そのエロを投げっぱなしにせず、ちゃんとギャグ・ネタとして処理するのもGOOD。
氷青さんと後藤(強)さんの暴れっぷりに頼ってる部分も見受けられますが、 この人達の暴走は非常に面白いので仕方ないっつーかもっとやれ。
主人公含め、男共は完全に空気と化して出番すら少ない状態ですが、それもまた良しと思わせる程 笑わせてくれる。
何気にアタリなんだよなぁ。
境界線上のホライゾン
電撃文庫刊ラノベのアニメ化。
遥か遠い未来。
前地球時代の歴史書《聖譜》をもとに歴史の再現を行う世界。
しかし、その歴史記述は1648年から先が無いままで止まってしまってしまう。
それは運命が止まり、世界が終わるということ。
人々はさまざまな思惑と決意を胸に秘め、歴史再現を続けながらその先の未来を切り拓く術を模索することとなった。
そんな中、聖譜に記された最後の年、1648年。
各国により分割統治された神州・日本。
8隻からなる都市艦《武蔵》に住む一人の少年が立ち上がる。
彼の名は葵・トーリ。
世界各国と日本が重なり合う中世の世界を舞台に、学生達による学園国家間の抗争が始まろうとしていた。
こりゃまたメンドクサイもんアニメ化しやがったなぁ。
とりあえず、1話の最後のナレだけ理解できればOKなので、簡略化してみましょう。
人類は神の力を得て天上界に上ったけど、争いの結果、荒廃した地球に戻る事になってしまう。
「また神になりたいけど方法がわからんな」
「いっぺん神になれたんだから、人類の歴史をそのままやり直せば自然と神になれるんじゃね?」
「それいいじゃん!やろやろ!!」
でも中世時代まで進んでみたら、とある事情で日本しか住める所がなくなっちゃいましたよ?
世界中が住む所求めて日本に侵攻。
多勢に無勢、日本は占領され、各国で分割統治されることになりました。
現在、各国が狭い日本の中で、こぞって歴史再現中。
"争いの結果"とか"とある事情"とか、その辺は別作品で!って言う、 いわゆるサーガ系作品の1つなんすね。
こういう作品は、その"別作品"も知らないとあんまり楽しめないのが多かったりするんですが、 この作品は「細かいことはよくわからんけど…なんか面白いぞ」になってるのが凄い。
5話でようやく1日目終了で、プロローグが終わったと言う感じ。
このまま1クールでわけわかんないままやり逃げとかしたら、伝説になれんじゃないか?
あと、倒時法多用する演出は、初見組をますます混乱させるんで控えて欲しいな。
いや、それでも全然面白いんだけどね。
ちはやふる
講談社『BE・LOVE』連載漫画のアニメ化。
『姉が日本一のモデルになること』が夢である小学6年生の綾瀬千早は、 転校生・綿谷新に「自分のことでないと夢にしてはいけない」と諭される。
そんな新の夢は、競技かるたで名人になること。
普段は大人しい新が真剣に札を払うその姿に衝撃を受けた千早は、幼なじみの真島太一も巻き込んでかるたの魅力に引きこまれていく。
聴力に優れた千早の才能に、そしてかるたを一緒にできる友達ができたことに新は喜ぶが、卒業後はみな別の道を歩むのだった。
それから4年後。
高校生になった千早は、福井に戻った新がかるたから離れてしまったことを知るが、それでも、かるたを続けていれば再会できると信じ、 太一と2人、瑞沢高校かるた部を設立する。
百人一首に青春をかける物語。
面白いしクオリティも高く、ことあるごとに涙腺を刺激する、かなりの名作。
原作絵を上手くデフォルメした良い感じのキャラデザで、原作絵より遥かに好みな作画。
中身に関してはホント言うこと無し。
つー訳で、内容は置いといて、別の部分が超ヤベー!!
何がヤベーって、瀬戸麻沙美がヤベー。
久々に天才現る!
『放浪息子』の時は、ただ素人臭いだけだったのに、たった半年で超化けやがった。
上手さと初々しさの融合。
演技はまだ一本調子(小学生時代と高校生時代で声も演技も変わらないんだよ)だけど、それすら味とか武器になってる。
この娘今最強。
でも多分、次期で最強から陥落。
声がちょっと太くなるだけで、この微妙な最強加減は崩れる。
もったいないけど、それが成長。
persona4 the ANIMATION
PS2用RPGのアニメ化。
家庭の事情で都会から叔父の住む稲羽市へと越してきた鳴上悠。
閑散とした町並み、寂れた商店街、若者達の集まる大型ショッピングモール…。
穏やかな時間の流れる田舎町で八十神高校の新しいクラスメイト達と過ごす生活が始まる。
しかし転校初日の朝、市内でとある女子アナウンサーの遺体がテレビアンテナに吊るされた状態で発見される。
町を覆う原因不明の霧と、若者達の間で囁かれている「マヨナカテレビ」の噂。
雨の夜の午前0時、消えているテレビを見ていると画面に映るという自分ではない別人の正体とは…。
個性豊かな友人達と過ごす日々の中、徐々に迫り来る異変は、果たして何をもたらすのか?
1話の作画が微妙過ぎてどうしようかと思ったけど、1話だけだったんで一安心。
原作組から言わせると「展開速過ぎ」らしいですが、未プレイ組の私的には全然普通。
つーか、テンポが良くて、原作の押さえるべき所はちゃんと押さえてて面白い。
前のペルソナ(トリニティソウル)より、"ペルソナらしい"感じがします。
ダーク系の世界観でも、暗くなり過ぎない方がやっぱ良いね。
僕は友達が少ない
MF文庫J刊ラノベのアニメ化。
聖クロニカ学園 高等部2年生の羽瀬川小鷹は、転校から1ヶ月経ってもその外見が原因で周囲にヤンキーと勘違いされ、 クラスで浮いた存在であった。
ある日、小鷹はいつも不機嫌そうにしている同級生の三日月夜空が一人で楽しげにしゃべっているのを目撃。
夜空はエア友達と話していたと釈明し、友達をつくるために隣人部(りんじんぶ)という部活を創部し、小鷹も無理やり入部させられることになる。
やがて隣人部には女王様気質の美少女・柏崎星奈、「しんのおとこ」を目指す楠幸村、邪気眼な小鷹の妹・羽瀬川小鳩、 変態的思考を持つ天才少女・志熊理科と、非常に「残念」な美少女たちが次々と入部してくる。
ブリキの絵って、アニメになってもちゃんとブリキの絵なんだよね。
ハルヒの導入をパクったSF抜きのハーレムアニメ。
ラノベよりエロゲのテンプレに近いかも。
内容なんてあって無いようなもの。
可愛い女の子とヲタ向けのギャグを飛ばすだけの作品ながら、ブリキの絵と中の人のお陰もあって 「かわいい」だけで見れてしまう。
ブヒッちゃおう、気楽に!
ブヒれない人は見なくても後悔することは無いよ。
あーもう!妹かわいいなぁ、ちくしょう!!
灼眼のシャナⅢ (Final)
シャナ3期です。
前期からダイレクトに繋がっているように見えながら、前期のラストから今期の1話までの(作中では)非常に短い間に、 悠二に何があったのか説明が無いから「この長髪オールバックのイケメンは誰なんだ?」と疑問を抱かずにはいられない程、 原作未読組おいてけぼり。
をいをい、ちゃんと説明あるんだろうな?
1期の時点で2期の予定は無く、2期の時点で3期の予定は無かったとは言え、原作にちりばめられた複線をことごとく無視した ツケがここで回ってきた感じです。
それでも最後まで作ろうと言う気概は評価。
"『シャナたん』を楽しむ為に"と見るのもアリかと。
未来日記
角川書店『月刊少年エース』連載(完結)漫画のアニメ化。
周囲に関わろうとせず"傍観者"であることを望む中学2年生の少年・天野雪輝は、見聞きした全てを携帯電話の日記に付けていた。
友人と呼べるのは、時空王デウス・エクス・マキナと彼の小間使い・ムルムルだけである。
もっとも、これらは雪輝の空想のはずだった。
ところがある日、自分がまだ体験していないはずの未来が日記に書かれるようになる。
それは空想のはずのデウスの仕業だった。
未来を知ることで調子に乗り、有頂天になる雪輝。
しかしその後、同じように未来日記を持つ人間が自分を含め12人いることと、その12人による次期時空王の座をかけた 殺し合いのサバイバルゲームが開かれていることを知る。
1stとなった雪輝は、クラスメイトの我妻由乃が同じく未来日記所有者の2ndであること、自分に対する異常な偏愛を持った ストーカーであることを知る。
彼女の協力を経て、連続殺人犯である日記所有者3rd火山高夫に殺される予知(DEAD END)を覆し 撃退するが、この奇跡を超える奇跡により、雪輝は、他の日記所有者から命を狙われる事になる。
そして、雪輝は、由乃や他の日記所有者、クラスメイトや警察官西島の協力を受けながら、この殺人ゲームに立ち向かっていく。
あらすじから、頭脳戦かと思いきや運まかせの力技。
学校中に爆弾仕掛けられて、全校生徒を人質に取られた状況をひっくり返すのに取った行動が、 わざと爆弾のセンサーにひっかかりながら廊下を走り抜けて、敵が爆発に気を取られてる隙に 飛び掛るときた。www
もうね、全ては由乃。
由乃の献身と由乃の愛と由乃の狂気と由乃の…って、由乃しか見るとこ無いの。
でも由乃だけで充分見れちゃうのよ。
1~2話見て、由乃を受け付けない人は見なくて良い作品。
UN-GO
坂口安吾の『明治開化 安吾捕物帖』を原案に、設定を未来に変えた、オリジナル。
"終戦"を迎えたばかりの未来の東京。
そこでは、探偵業が流行らなくなった代わりに、メディア王・海勝麟六が膨大な情報量と優れた頭脳を生かして、 幾多の難事件を解決していた。
しかし、実は麟六の推理には裏があり、それをあぶり出すのが、「最後の名探偵」を自称する結城新十郎と、その相棒・因果。
世間からは、「敗戦探偵」と言われているが、それでも2人は力を合わせて、様々な難事件の解決に挑むのだった。
今期のノイタミナ枠その1。
画面の横比率がどうかなってしまったのかと疑う程にアゴアニメ。
特殊能力(超能力)で犯人に自白させちゃったら、それはもう探偵モノでも推理モノでも、なんでも無いと思うんだ。
原作の方は、「事件が起こる→泉山虎之助が隠居した勝海舟に相談→勝、安楽椅子探偵よろしく推理するも大間違い→ 洋行帰りの紳士探偵・結城新十郎が正しく推理→事件解決→勝、負け惜しみを言う」と言う流れの普通の推理モノ。
新十郎の相棒として花廻家因果と言う戯作者がメインキャラとして登場してますが、別に超能力無いしも変身もしません。
推理ものを原作とした、探偵が主人公の推理ものを装ったよくわからんアニメと言う印象。
未来にする意味、超能力入れる意味、そこまで改変してまでこの原作を使う意味が解らない。
推理ものになれないまでも面白ければ問題無いが、特に面白くもないから困る。
ここ何期かで、ノイタミナ神話も崩れてしまった気がしてならない。
長くやってりゃそりゃいつかはダメになるのは当然なんだけどね。
ギルティクラウン
オリジナル。
時は、2039年。
ここでは、10年前に突如発生したアポカリプスウイルスの蔓延によって、ロスト・クリスマスという大事件が発生し、 日本はGHQの統治下に置かれることになった。
世間やクラスメイトに冷たい視線を向ける男子高校生・桜馬集は、周囲と距離を置きながら、平穏な日々を過ごしていた。
そんなある日の放課後、集は憧れの歌手・楪いのりに出会う。実は、いのりはGHQから日本を開放するために戦うレジスタンス組織 「葬儀社」のメンバーだったのだ。
いのりと、葬儀社の首領・恙神涯との出会いを機に、彼らと関わることになるが、そんな最中に集は図らずも右腕に「王の能力」を 宿すことになる。
今期のノイタミナ枠その2。
ノイタミナ初の『ロボットもの』。
…って聞いてたのに、『ロボットも出てくる』だけじゃないですか!!
ギアスをもうちょっと近未来にしてロボ分5割引きにした感じ。
作画はもの凄い。
戦闘シーンもやたら凄い。
でも、主人公が状況や他人の指示に流されてるだけなのに何故かその状況に使命感を抱いてしまう系のダメ主人公なので 感情移入はできません。
とりあえず、設定部分で解らないことだらけなので、それがハッキリするまで評価は難しいかな。
現時点では、普通~イマイチ。
最終回です。
真剣で私に恋しなさい!!
みなとそふと制作エロゲのアニメ化。
川神学園、2年生の直江大和には大切な仲間達がいた。
男4人と女3人。幼い頃から一緒にバカやって今まで育ってきた。
色々あったけど、今でも仲良しの皆。心地よい空間。
そこに新たな仲間達2人が加わり、より周囲は賑やかになっていく。
しかもメンバーの女性は全て武道をたしなみ、血も武士の系譜という頼もしい構成。
凛々しい侍娘たちに負けずに頑張れ、男達。
おお!面白い第1話!!
と思ったら、ここが原作のラストなんだそうです。
原作ラストからスタートのアニメと言うことですから、全編オリジナルな感じなんでしょうか?
ストーリーを追う形ではなく、どっちかって言うとファンディスク的な作りのアニメ。
エロゲなんだからエロくて当たり前って作り方は好感持てますね。
そして、そのエロを投げっぱなしにせず、ちゃんとギャグ・ネタとして処理するのもGOOD。
氷青さんと後藤(強)さんの暴れっぷりに頼ってる部分も見受けられますが、 この人達の暴走は非常に面白いので仕方ないっつーかもっとやれ。
主人公含め、男共は完全に空気と化して出番すら少ない状態ですが、それもまた良しと思わせる程 笑わせてくれる。
何気にアタリなんだよなぁ。
境界線上のホライゾン
電撃文庫刊ラノベのアニメ化。
遥か遠い未来。
前地球時代の歴史書《聖譜》をもとに歴史の再現を行う世界。
しかし、その歴史記述は1648年から先が無いままで止まってしまってしまう。
それは運命が止まり、世界が終わるということ。
人々はさまざまな思惑と決意を胸に秘め、歴史再現を続けながらその先の未来を切り拓く術を模索することとなった。
そんな中、聖譜に記された最後の年、1648年。
各国により分割統治された神州・日本。
8隻からなる都市艦《武蔵》に住む一人の少年が立ち上がる。
彼の名は葵・トーリ。
世界各国と日本が重なり合う中世の世界を舞台に、学生達による学園国家間の抗争が始まろうとしていた。
こりゃまたメンドクサイもんアニメ化しやがったなぁ。
とりあえず、1話の最後のナレだけ理解できればOKなので、簡略化してみましょう。
人類は神の力を得て天上界に上ったけど、争いの結果、荒廃した地球に戻る事になってしまう。
「また神になりたいけど方法がわからんな」
「いっぺん神になれたんだから、人類の歴史をそのままやり直せば自然と神になれるんじゃね?」
「それいいじゃん!やろやろ!!」
でも中世時代まで進んでみたら、とある事情で日本しか住める所がなくなっちゃいましたよ?
世界中が住む所求めて日本に侵攻。
多勢に無勢、日本は占領され、各国で分割統治されることになりました。
現在、各国が狭い日本の中で、こぞって歴史再現中。
"争いの結果"とか"とある事情"とか、その辺は別作品で!って言う、 いわゆるサーガ系作品の1つなんすね。
こういう作品は、その"別作品"も知らないとあんまり楽しめないのが多かったりするんですが、 この作品は「細かいことはよくわからんけど…なんか面白いぞ」になってるのが凄い。
5話でようやく1日目終了で、プロローグが終わったと言う感じ。
このまま1クールでわけわかんないままやり逃げとかしたら、伝説になれんじゃないか?
あと、倒時法多用する演出は、初見組をますます混乱させるんで控えて欲しいな。
いや、それでも全然面白いんだけどね。
ちはやふる
講談社『BE・LOVE』連載漫画のアニメ化。
『姉が日本一のモデルになること』が夢である小学6年生の綾瀬千早は、 転校生・綿谷新に「自分のことでないと夢にしてはいけない」と諭される。
そんな新の夢は、競技かるたで名人になること。
普段は大人しい新が真剣に札を払うその姿に衝撃を受けた千早は、幼なじみの真島太一も巻き込んでかるたの魅力に引きこまれていく。
聴力に優れた千早の才能に、そしてかるたを一緒にできる友達ができたことに新は喜ぶが、卒業後はみな別の道を歩むのだった。
それから4年後。
高校生になった千早は、福井に戻った新がかるたから離れてしまったことを知るが、それでも、かるたを続けていれば再会できると信じ、 太一と2人、瑞沢高校かるた部を設立する。
百人一首に青春をかける物語。
面白いしクオリティも高く、ことあるごとに涙腺を刺激する、かなりの名作。
原作絵を上手くデフォルメした良い感じのキャラデザで、原作絵より遥かに好みな作画。
中身に関してはホント言うこと無し。
つー訳で、内容は置いといて、別の部分が超ヤベー!!
何がヤベーって、瀬戸麻沙美がヤベー。
久々に天才現る!
『放浪息子』の時は、ただ素人臭いだけだったのに、たった半年で超化けやがった。
上手さと初々しさの融合。
演技はまだ一本調子(小学生時代と高校生時代で声も演技も変わらないんだよ)だけど、それすら味とか武器になってる。
この娘今最強。
でも多分、次期で最強から陥落。
声がちょっと太くなるだけで、この微妙な最強加減は崩れる。
もったいないけど、それが成長。
persona4 the ANIMATION
PS2用RPGのアニメ化。
家庭の事情で都会から叔父の住む稲羽市へと越してきた鳴上悠。
閑散とした町並み、寂れた商店街、若者達の集まる大型ショッピングモール…。
穏やかな時間の流れる田舎町で八十神高校の新しいクラスメイト達と過ごす生活が始まる。
しかし転校初日の朝、市内でとある女子アナウンサーの遺体がテレビアンテナに吊るされた状態で発見される。
町を覆う原因不明の霧と、若者達の間で囁かれている「マヨナカテレビ」の噂。
雨の夜の午前0時、消えているテレビを見ていると画面に映るという自分ではない別人の正体とは…。
個性豊かな友人達と過ごす日々の中、徐々に迫り来る異変は、果たして何をもたらすのか?
1話の作画が微妙過ぎてどうしようかと思ったけど、1話だけだったんで一安心。
原作組から言わせると「展開速過ぎ」らしいですが、未プレイ組の私的には全然普通。
つーか、テンポが良くて、原作の押さえるべき所はちゃんと押さえてて面白い。
前のペルソナ(トリニティソウル)より、"ペルソナらしい"感じがします。
ダーク系の世界観でも、暗くなり過ぎない方がやっぱ良いね。
僕は友達が少ない
MF文庫J刊ラノベのアニメ化。
聖クロニカ学園 高等部2年生の羽瀬川小鷹は、転校から1ヶ月経ってもその外見が原因で周囲にヤンキーと勘違いされ、 クラスで浮いた存在であった。
ある日、小鷹はいつも不機嫌そうにしている同級生の三日月夜空が一人で楽しげにしゃべっているのを目撃。
夜空はエア友達と話していたと釈明し、友達をつくるために隣人部(りんじんぶ)という部活を創部し、小鷹も無理やり入部させられることになる。
やがて隣人部には女王様気質の美少女・柏崎星奈、「しんのおとこ」を目指す楠幸村、邪気眼な小鷹の妹・羽瀬川小鳩、 変態的思考を持つ天才少女・志熊理科と、非常に「残念」な美少女たちが次々と入部してくる。
ブリキの絵って、アニメになってもちゃんとブリキの絵なんだよね。
ハルヒの導入をパクったSF抜きのハーレムアニメ。
ラノベよりエロゲのテンプレに近いかも。
内容なんてあって無いようなもの。
可愛い女の子とヲタ向けのギャグを飛ばすだけの作品ながら、ブリキの絵と中の人のお陰もあって 「かわいい」だけで見れてしまう。
ブヒッちゃおう、気楽に!
ブヒれない人は見なくても後悔することは無いよ。
あーもう!妹かわいいなぁ、ちくしょう!!
灼眼のシャナⅢ (Final)
シャナ3期です。
前期からダイレクトに繋がっているように見えながら、前期のラストから今期の1話までの(作中では)非常に短い間に、 悠二に何があったのか説明が無いから「この長髪オールバックのイケメンは誰なんだ?」と疑問を抱かずにはいられない程、 原作未読組おいてけぼり。
をいをい、ちゃんと説明あるんだろうな?
1期の時点で2期の予定は無く、2期の時点で3期の予定は無かったとは言え、原作にちりばめられた複線をことごとく無視した ツケがここで回ってきた感じです。
それでも最後まで作ろうと言う気概は評価。
"『シャナたん』を楽しむ為に"と見るのもアリかと。
未来日記
角川書店『月刊少年エース』連載(完結)漫画のアニメ化。
周囲に関わろうとせず"傍観者"であることを望む中学2年生の少年・天野雪輝は、見聞きした全てを携帯電話の日記に付けていた。
友人と呼べるのは、時空王デウス・エクス・マキナと彼の小間使い・ムルムルだけである。
もっとも、これらは雪輝の空想のはずだった。
ところがある日、自分がまだ体験していないはずの未来が日記に書かれるようになる。
それは空想のはずのデウスの仕業だった。
未来を知ることで調子に乗り、有頂天になる雪輝。
しかしその後、同じように未来日記を持つ人間が自分を含め12人いることと、その12人による次期時空王の座をかけた 殺し合いのサバイバルゲームが開かれていることを知る。
1stとなった雪輝は、クラスメイトの我妻由乃が同じく未来日記所有者の2ndであること、自分に対する異常な偏愛を持った ストーカーであることを知る。
彼女の協力を経て、連続殺人犯である日記所有者3rd火山高夫に殺される予知(DEAD END)を覆し 撃退するが、この奇跡を超える奇跡により、雪輝は、他の日記所有者から命を狙われる事になる。
そして、雪輝は、由乃や他の日記所有者、クラスメイトや警察官西島の協力を受けながら、この殺人ゲームに立ち向かっていく。
あらすじから、頭脳戦かと思いきや運まかせの力技。
学校中に爆弾仕掛けられて、全校生徒を人質に取られた状況をひっくり返すのに取った行動が、 わざと爆弾のセンサーにひっかかりながら廊下を走り抜けて、敵が爆発に気を取られてる隙に 飛び掛るときた。www
もうね、全ては由乃。
由乃の献身と由乃の愛と由乃の狂気と由乃の…って、由乃しか見るとこ無いの。
でも由乃だけで充分見れちゃうのよ。
1~2話見て、由乃を受け付けない人は見なくて良い作品。
UN-GO
坂口安吾の『明治開化 安吾捕物帖』を原案に、設定を未来に変えた、オリジナル。
"終戦"を迎えたばかりの未来の東京。
そこでは、探偵業が流行らなくなった代わりに、メディア王・海勝麟六が膨大な情報量と優れた頭脳を生かして、 幾多の難事件を解決していた。
しかし、実は麟六の推理には裏があり、それをあぶり出すのが、「最後の名探偵」を自称する結城新十郎と、その相棒・因果。
世間からは、「敗戦探偵」と言われているが、それでも2人は力を合わせて、様々な難事件の解決に挑むのだった。
今期のノイタミナ枠その1。
画面の横比率がどうかなってしまったのかと疑う程にアゴアニメ。
特殊能力(超能力)で犯人に自白させちゃったら、それはもう探偵モノでも推理モノでも、なんでも無いと思うんだ。
原作の方は、「事件が起こる→泉山虎之助が隠居した勝海舟に相談→勝、安楽椅子探偵よろしく推理するも大間違い→ 洋行帰りの紳士探偵・結城新十郎が正しく推理→事件解決→勝、負け惜しみを言う」と言う流れの普通の推理モノ。
新十郎の相棒として花廻家因果と言う戯作者がメインキャラとして登場してますが、別に超能力無いしも変身もしません。
推理ものを原作とした、探偵が主人公の推理ものを装ったよくわからんアニメと言う印象。
未来にする意味、超能力入れる意味、そこまで改変してまでこの原作を使う意味が解らない。
推理ものになれないまでも面白ければ問題無いが、特に面白くもないから困る。
ここ何期かで、ノイタミナ神話も崩れてしまった気がしてならない。
長くやってりゃそりゃいつかはダメになるのは当然なんだけどね。
ギルティクラウン
オリジナル。
時は、2039年。
ここでは、10年前に突如発生したアポカリプスウイルスの蔓延によって、ロスト・クリスマスという大事件が発生し、 日本はGHQの統治下に置かれることになった。
世間やクラスメイトに冷たい視線を向ける男子高校生・桜馬集は、周囲と距離を置きながら、平穏な日々を過ごしていた。
そんなある日の放課後、集は憧れの歌手・楪いのりに出会う。実は、いのりはGHQから日本を開放するために戦うレジスタンス組織 「葬儀社」のメンバーだったのだ。
いのりと、葬儀社の首領・恙神涯との出会いを機に、彼らと関わることになるが、そんな最中に集は図らずも右腕に「王の能力」を 宿すことになる。
今期のノイタミナ枠その2。
ノイタミナ初の『ロボットもの』。
…って聞いてたのに、『ロボットも出てくる』だけじゃないですか!!
ギアスをもうちょっと近未来にしてロボ分5割引きにした感じ。
作画はもの凄い。
戦闘シーンもやたら凄い。
でも、主人公が状況や他人の指示に流されてるだけなのに何故かその状況に使命感を抱いてしまう系のダメ主人公なので 感情移入はできません。
とりあえず、設定部分で解らないことだらけなので、それがハッキリするまで評価は難しいかな。
現時点では、普通~イマイチ。
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