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今期アニメ感想です。
今期の視聴本数は16本。
それ程多くはないですが、まだ放送前のが何本かあるので、2回に分けていきます。
しかし、相変わらず木曜日だけは忙しいな。

オオカミさんと七人の仲間たち
電撃文庫刊ラノベ「オオカミさんシリーズ」のアニメ化。

人助けの依頼を受けて貸しを作り、有事の際は強制的に借りを返させるという恐怖の部活・『御伽学園学生相互扶助協会』、通称「御伽銀行」。
正義の味方か悪の組織か、ただの変人の集まりか?
凶暴一匹オオカミ、新型ツンデレ女子高生・大神涼子。
そんな彼女が大好きな視線恐怖症ヘタレ男子・森野亮士。
見た目はロリっ子腹は真っ黒・赤井林檎。
その他愉快な仲間たちが、やりたい放題好き放題、世直しのために戦う、熱血人情ラブコメディ。


洋の東西を問わず、昔話や童話をモチーフにしたキャラやアイテムで彩られた「スーパー童話大戦」。
発表当初、「とらドラ!」と「インデックス&レールガン」のキャラが入り混じってなんかやってる感バリバリな作品になんじゃね?と危惧しましたが、実際見てみたら、そんなのはいらぬ心配でした。
テンポだ動きだ絵柄だと、ありきたりな褒め言葉もありましょうが、私にしてみたら「面白い」の他は、伊藤かな恵と新井里美への賞賛位しか出てきません。
なんか褒めてる感じがしませんが褒めてます。
充分今期のアタリです。
あと、『ねこねこナックル』商品化しねーかな?

アマガミSS
PS2用ギャルゲのアニメ化。

橘純一はとある過去の経験から、クリスマスに苦手意識をもっている高校2年生。
すっかり恋に臆病になった彼は彼女を作ろうともせず、寂しい学園生活を送り続けていた。
そんな生活を続けていた純一は、ふと「このまま何もしないで高校生活を終えて本当にいいのか?」と思う。
そして恋に対する苦手意識をなんとか跳ね除け、今年のクリスマスは女の子と過ごせるようにと一念発起する。
様々な女の子と出会い…。
純一の迎えるクリスマスとは!?


初夏から残暑にかけてお送りする、初冬からクリスマスまでの物語。
あと3ヶ月待てなかったのかよ?と思わずにはいられませんが、もしかして2クールもの?
ギャルゲ原作だし、それは無いよね…。
良くも悪くも"ギャルゲ"。
豪華なヒロイン紹介プロモです。
でも、出来が良いので、販促としてはこれ以上無い位強力な販促になるかと思われます。
ギャルゲ好き、原作好き、声優萌えで見れる人、温い萌えアニメ好きな人向け。
原作はやってないけど、他3つに当てはまる私は視聴継続決定。

伝説の勇者の伝説
富士見ファンタジア文庫刊ラノベのアニメ化。

数多くの伝説が残る世界。
大陸の南の位置するローランド帝国の人民は腐敗した貴族による圧政に苦しんでいた。
ローランド帝国王立特殊学院の劣等性・ライナ・リュートの望みは、のんびりと惰眠をむさぼることで生きていける昼寝王国を作ることであった。
ある日、敵国のエスタブール王国が戦争をしかけてきたことで、ライナたち学生は戦争に送り込まれ仲間の多くを失ってしまう。
戦後シオンと共にローランドのために行動を始めたライナだが大陸を覆う闇はローランドをも蝕み始めていた。
やがて、彼らを巻き込んだ戦争の渦が、三人の若者の運命を複雑に結びつけていく。


ムシウタ・レンタルマギカ・レギオスと、原作1巻冒頭から始めないと言う、ZEXCSさん(つーか川崎監督?)お得意の意味が解からない「初っ端からの錯時法」炸裂な所にもってきて、キャラの出過ぎ・説明不足でわけわからん状態の第1話。
どうしてそこまで頑なに初見組を置いてけぼりにしたがるのでしょう?
絶対損してると思うんだけどな。
で、私も原作未読で置いてかれた口なんで何とも言えませんが、コメディ風味のシリアス系作品かと…。
富士見ファンタジアだから恐らく間違ってないと思います。
私の苦手とするジャンルです。
昔はハイ・ライトを問わず、無類のファンタジー好きだったんだけどなぁ。
最近ほんとにラノベ系ファンタジーに拒否反応でるわ。
なので、そういうフィルターを通した感想しか出てきません。
う~ん…、合わないけど、とりあえずもう少し見てみる。
それ位しかいえないなぁ…。

黒執事Ⅱ
黒執事2期です。

企画・設定段階でファンから物言いがついた為に、アロイスとクロードが1話のゲストキャラへと降格されてしまいました。
結局シエルとセバスチャンの話ってことで落ち着いちゃったんですね。
まぁ、アロ・クロコンビは後半辺りに再び敵として立ちはだかりそうな予感もしますが…。(そうでもなきゃ浮かばれんだろ)
と言う訳で、前作・原作好きさん向け。
前作は案外楽しめた方なので、今期も付き合ってみます。

祝福のカンパネラ
ういんどみるOasis制作エロゲのアニメ化。

"世界の宝物庫"と呼ばれる呼ばれる都市・エリタリア。
冒険者クラン「Oasis」に所属するアイテム技師・レスターは、幼馴染にしてエルタリアの公女であるカリーナやクランの皆と共に流星群を見にでかける。
人形師のアニエス、神殿騎士のチェルシーを加え、大聖堂の屋上で宴会をしながら流星群を眺めていると、流星の一つが大聖堂の塔に落下。
慌てて駆けつける一行は、塔の中に隠し部屋を発見。
そこには一人の少女が眠っていた。
レスターが近づくと、少女は目を覚まし、「あなたがわたしのパパですね?」と、満面の笑顔で問う。
少女の名はミネット。
彼女との出会いが、レスター達を、今迄と違う日常、思いもよらぬ冒険へと導いて行くことになる。


時々、「何でこれをアニメ化すんのかわかんねー」って作品がアニメ化されることがあります。
そう言う作品は大概において「わざわざアニメ化した意味がわかんねー」って終わり方をします。
恐らく、この作品はそう言う作品です。
正直、エロゲ原作からエロを取ってまでもアニメ化する程、この原作に内容はありません。
ありがちな世界でありがちなキャラがありがちなストーリーを展開してHする。
ラブコメにもなりきれず、かといってシリアスには程遠い、そんな作品です。
動きとか特にいらない内容ですし、絵が丁寧で綺麗なのが救いですね。
ファンタジー世界で日常を過ごすかわいいキャラが見れればそれで良い人にしかお勧めできない。

ちなみに私は、よっぽど時間に余裕が無い場合を除き、悪口を言った作品は(「ほらやっぱり面白くないじゃん」と言いたいので)出来る限り見る方針なので、最悪でも1ヶ月、出来ることなら1クール、がんばって視聴する予定。
2クールだったら絶対最後まで見ることは無いでしょう。

みつどもえ
秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載漫画のアニメ化。

日本一似てない三つ子の小学生。
おませなS少女・みつば。
スケベなマッスル少女・ふたば。
不思議な暗少女・ひとは。
小学6年生の丸井三姉妹が、新任で担任の 矢部っち や、クラスメイト達と織り成すドタバタコメディー。


下品系はあまり好きではないけれど、久々に声出して笑った。
「なんだこの酷いアニメwww」と言う"褒め言葉"が出る辺り、掴みはOKってとこでしょう。
とりあえず見とけ、話はそれからだ。
と、そんな感じの、全く期待してなかったのにアタリだった作品。

生徒会役員共
講談社「マガジンSPECIAL」から「週刊少年マガジン」に移籍して連載中4コマ漫画のアニメ化。

舞台は、少子化の影響で女子高から共学となった私立桜才学園高等部。その男女比は28:524。
圧倒的な女子高生天国の中、津田タカトシはひょんなことから生徒会副会長に就任する。
彼は作中登場キャラの中でも、極々普通の一般人で常識人。
堅いイメージの生徒会だが、そこには想像を遥かに絶するメンバー達がいた…。


微 妙 だ ぁ …。
元々下ネタだらけのこの作品をアニメ化するんだから、開き直って突っ走れば良いものを、タンポンやナプキンなんて台詞にすらピー音入れて、この先やっていけんのか?
構成的にも、4コマをそのまんまアニメ化して、ブツ切り状態のものを並べて流してるだけな印象を受けます。
でもそのおかげかテンポは良いし、絵柄も安定しているので、声優さん同士の掛け合いで楽しめるならそこそこアタリなのでは?
下ネタ受け付けない人には全くのダメ作品でそうけどね。

学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
富士見書房「月刊ドラゴンエイジ」連載(現在休載中)漫画のアニメ化。

ある日突然、人々が生ける屍と化し、他の人々を襲うことで仲間を増やし始めた。
主人公・小室孝ら生徒と教師数名がマイクロバスに乗って高校を脱出するが、この謎の疫病は想像以上の広がりを見せ、気付いた時には出くわす人間のほとんどが生ける屍という状況になっていた。
秩序が崩壊した世界で主人公達のサバイバルが始まる。

こういう作品こそI'veが似合うと思うんだけどなぁ。

この疫病の発生・流行は世界規模。
屍=奴ら 以外にも、生き残りの人間同士の諍い等で、結構泥臭い展開になって行きます。
昔から「ロメロのゾンビを愛してる」と公言して憚らなかった私なので、この系統のパニックものは大好き。
血やら暴力表現やら、色々規制が入ったら萎えまくりなので、"視聴年齢制限"付きのAT-X版を視聴。
あーもうこりゃ地上波だったらクェイサー並の規制だわ。
今後の展開でも左翼・右翼やらの危ないネタ満載なので、原作通りの展開にできるかどうかすら不安です。
原作からそうだとは言え、無闇矢鱈とパンツ見せまくるのはどうかと…。
とりあえず、現時点で今期1・2を争う面白さ。

デジモンクロスウォーズ
4年振りのデジモン新作。

困ってる人を見ると放っておけない中学生・工藤タイキ。
ある日、彼の耳に謎のメロディが聞こえてくる。
それは今にも死に絶えそうな誰かの息づかいと、助けを呼ぶ声。
「俺には…放っとけない!」思わずそう答えたタイキに声の主・シャウトモンの心が反応した時、謎のデバイス・デジモンクロスローダーが現れた。
消え入りそうなシャウトモンのメロディがクロスローダーに吸収され、タイキは見知らぬ世界へと引きずり込まれてしまう。
異世界へとやってきたタイキが目にしたのは、デジタルワールドのモンスター・デジモンたちが戦う姿だった。
デジタルワールドでは、その覇権を狙ってバグラ帝国が破竹の進撃を続けており、平和なシャウトモンたちの里はバグラ軍の総攻撃にさらされていた。


進化があってのデジモンだろうがぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁああぁぁ!!!
「デジタルモンスター」を見てたはずなのに、何故か合体ロボットアニメになっていた…。
せっかく初心に戻った感じの、いかにもデジモンな絵柄と内容なのに、進化を捨てて合体ですか。
成長段階の区別は無いみたいですね。
あきらかに成長期のシャウトモンや、幼年期のスターモンズが完全体ぶっとばしてたもんなぁ…。
でもね、そういう部分に目を瞑れば充分期待できるんですよ。
和田光司さんの挿入歌だってあるんですから!
「無印以外認めねぇ!」って頑なな人以外は、しばらく温かい目で見守りましょう。

あと、レオモンはやっぱ死ぬのな。


とりあえず今回はここまで。

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