春アニメ感想、最終回。
30本オーバーはやっぱキツイなぁ…。
やっぱアニメは、20本きる位がちょうど良いと思うの。


あっちこっち
芳文社「まんがタイムきらら」連載4コマのアニメ化。

高校生・御庭つみきは、同級生の音無伊御を強く意識しているが、素直に甘えることができずにいる。
つみきの気持ちを知ってか知らずか、伊御はつみきに優しく接しているが、はっきり恋人と言える仲までは届かない。
そんな二人を周囲の友人達は、後押ししたり混ぜっ返したり鼻血を噴いたりと賑やかに見守っている。

とある高校を舞台に、ツンデレ少女つみきと朴念仁の伊御、そしてその仲間達が繰り広げるラブコメディ

30分は無理だわぁ…。

内容が無い。
キャラが立ってない。
ネタが笑えない。

萌え系4コマの典型。
絵がそこそこ可愛いだけの無い無い尽くし。
部分的には面白いかもしれないが、トータルすれば大きくマイナス。
これで30分見ろってのは無茶だろ。
5分枠…。がんばっても15分枠が限度だろうなぁ。
せめて木曜でなければ…、いや、他の曜日でも3本中の1本だったら切るレベルだな。
どっかに面白さを感じることができればなぁ。
生天目可愛い演技してるけど、そこだけだもんなぁ。
うん。
切りだね。

さんかれあ
講談社「別冊少年マガジン」連載漫画のアニメ化。

紫陽町に住んでいるゾンビ大好き高校生・降谷 千紘は、夜ごと怪しげな古文書を片手に、 事故死した飼い猫ばーぶの蘇生を試みていた。
ある夜、蘇生秘薬を作っていた千紘は、川向こうのお嬢様高校に通う美少女、散華 礼弥(さんか れあ)が 父に対する恥ずかしい不満を古井戸にぶちまけるところを目撃してしまう。
千紘の実験に興味を持った礼弥は、千紘と共に紫陽花の毒を使った秘薬を作成、実験に成功するが、2人とも失敗したと思い、 翌日にばーぶの葬儀をすると約束した。
礼弥は、夜中に出歩いていたことが、異常なまでに礼弥を溺愛する父親に知られてしまい、家に閉じ込められてしまう。
悲嘆した礼弥は、密かに持ち出していた秘薬を「毒が含まれているから」と、蘇生と逆の効果を期待し、服薬してしまう。

翌朝、結局死ぬことができなかったと悲嘆にくれつつも、千紘との約束である「ばーぶの葬儀」に参加するため 家を抜け出した礼弥は、その途中で父に遭遇。
怒った父の振るった鞭に打たれて崖から転落してしまう。
その一部始終を目撃した千紘が駆け寄ると、砂ぼこりの中から礼弥はゾンビとなって起き上がった。
ゾンビとなった礼弥は降谷千紘の家に居候し、千紘にとって憧れであったゾンビとの共同生活が始まったのであった。

礼弥エロいわぁ。
それしか感想出てこｎ…、いやいや。
展開遅いのよ。
話が進まないのよ。
不満はそこだけ。
まぁ、ゾンビ以外は恋愛対象じゃない主人公とか、無茶な部分もありますが、 そこは漫画。
「そーゆー話だから」で済んじゃうところ。
とりあえず、早いとこ礼弥を降谷家の一員にしちゃって欲しいですね。
第5話にして、話的にはまだプロローグが終わった辺りですからね。
それとも、導入だけで1クール使うつもりなのかしらん？
それはそれで丁寧と言えないこともないんだけど…、う～ん…。
やっぱもうちょい展開早くして欲しいな。

ZETMAN
集英社「週刊ヤングジャンプ」連載漫画のアニメ化。

その街の橋の下に、人助けをして日銭を稼ぎ、老人と暮らす少年がいた。
その少年は、人類存亡の鍵を握る「ZET」の宿命を背負っていた。

その街の丘の上に、最大の富と権力を、すでに一族から約束されている少年がいた。
その少年は「ヒーロー」に憧れ、正義の意味を求め続けた。

全く境遇の異なる二人が出会ったのは、必然か。
彼らは、そう遠くない未来、過酷過ぎる運命を知るだろう。
そして彼らはそれゆえに共闘することになるだろう。
そして彼らはいつの日か…。

「正義とは」「強さとは」「人間とは」「希望とは」
神崎 人、天城高雅。
二人の英雄が、残酷な運命と世界を駆け抜け、その戦いの果てに見るものとは…。

桂正和のヒーローもの。
今の桂正和の絵をアニメにすると、エロ劇画っぽい絵になるのね…。
とは言え、戦闘シーンの作画は良いし、展開早いし、アクションも見応えある。
ダークな世界観ながらも、暗いだけじゃない話作りもGOOD。
原作がまだ未完な事もあり、オリジナルなエンディングになるらしいことを原作者がTwitterで 言ってましたが、その所為か、アニメは多少原作の展開を入れ替えたりしながら進む模様。
今後の展開次第で評価は変るだろうえけど、現時点では超期待作。

アクセル・ワールド
電撃文庫刊ラノベのアニメ化。

2046年、ニューロリンカーという携帯端末を用いることで生活の半ばが仮想ネットワーク上で行われるようになっても、 未だ人が現実社会のくびきから逃れられずにいる世界。

太ったいじめられっ子ハルユキは、現実を呪いながら学内ローカルネットの片隅でスカッシュゲームのスコアを伸ばすだけの 日々を送っていた。
そんなある日、ハルユキは美貌の上級生黒雪姫から謎めいた言葉を告げられる。
「もっと先へ――『加速』したくはないか、少年」
黒雪姫の誘いに応じたハルユキは、有線直結通信で「ブレイン・バースト」というプログラムを受け取る。
それは、ニューロリンカーの量子接続に作用して思考を一千倍に加速するという驚くべきアプリケーションだった。
こうして「バーストリンカー」になったハルユキは、デュエルアバターを操り戦いに身を投じてゆく。

これなんて『さすがの猿飛』？って感じの見た目な主人公。
デブでイジメられっ子で「どうせ僕なんか」ってイジケちゃって人付き合いやめた少年は、 異性から好意を抱かれることがないのはもちろんのこと、決してモテたりなどしない。
久々に厨妄想全開な話がやって参りました。
などと言いつつ、こういう話結構好きだわ。
設定は、それこそ掃いて捨てる程ある話なんだけどねぇ。

黒雪姫役の三澤 紗千香。
この名塚佳織のような俺好きのする声、聞いたことないから新人かな？と思って調べたら、 『夢パティ』のカフェかぁ！
デビュー3年目とは言え、本数的にはまだまだ新人だねぇ。
ラジオで現在大学生って言ってたから、高校生の頃は学業優先だったのかな？
今後、好意的に見守って行きたい声優さんですね。
がんばれ三澤。

謎の彼女X
講談社「月刊アフタヌーン」連載漫画のアニメ化。

普通の高校生の椿明と、クラスに転校してきた「謎」の少女卜部美琴との恋愛を描いた学園恋愛漫画。
よだれを介して心情を伝える能力を持つ美琴が教室で転寝したときに机に残されたよだれを、明が舐めたことで数日後、 原因不明の高熱を発し5日間学校を休み続ける。
明がよだれを介して禁断症状に陥ったことを察した美琴が明の家を見舞い、直後に美琴のよだれを舐めさせることで治療に 成功する。
未知の細菌が原因ではないかと困惑する明の問いに、この高熱の原因を美琴は「恋の病」と伝え、髪の奥の素顔を見せて 「私のこと好きになったんじゃない」と応じた。
そのことをきっかけに、後日、明が独創的な方法で美琴にアプローチをし、交際が始まる。
美琴は、明が初めての性体験の相手になる予定であり、ゆくゆくは明の「謎」の妻になりたいという言動をする一方で、 普通に手をつなぐことや肩を抱かれることを拒否するなど男女関係には慎重。
明は美琴の頑迷さに戸惑うが、禁断症状を予防するために美琴のよだれを毎日のように舐めるうちに、 明は美琴の考え方を受け入れるようになってゆく。

『夢使い』の時も思ったけど、植芝理一の絵柄は、アニメには向いてないと思うんだ。

不思議とフェチが融合した、ボーイ・ミーツ・ガールストーリー。
よだれを媒介に、感情を伝達することができるのは、特殊能力なのか、人ならざるモノ故なのか。
その辺が"謎の"なんですね。
結局わけわかんねー漫画なんですよ。
そりゃそうだ、植芝だもん。
感性が合っちゃうと、もの凄くハマるんだけど、そうでない場合は、 わけわかんねーと思いつつも見ちゃうか、わけわかんねーって見るのを止めるか、 ホント、その両極端なんだよね、植芝作品って。

"よだれ"に感じるものと云えば、"エロ"か"嫌悪"の2つに大別出来ると、私は思う。
昔は絶対的後者だったが、歳をとった現在では、"エロ"も分からんでもないんだこれが。
でもやっぱ、異性とは言え、好きでもない人の唾液は舐めたくないなぁ。
でもキスは平気だったりすんだよね…。
人って不思議。

咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
スクエニ「ヤングガンガン」連載漫画のアニメ化。
「咲-Saki-」のスピンオフ作品。

阿知賀女子学院で開かれていた「阿知賀こども麻雀クラブ」に通う 高鴨隠乃 と 新子 憧 は、東京からやってきた 転校生・原村 和を麻雀教室に誘う。
そこには1つ上の松実 玄や、コーチをしている大学生・赤土晴絵がおり、麻雀を通してみんなで楽しい日々を送っていた。
しかし中学に上がると、晴絵は実業団へ行き、憧も隠乃達とは違う中学へ。
そして和も転校し、隠乃たちはそれぞれバラバラの道を歩むことになる。

時は流れ、中学3年生になった隠乃がテレビを見ていると、そこには全国中学生麻雀大会で優勝している和の姿があった。
「また和と麻雀を打ちたい」
そんな想いを胸に、隠乃は阿知賀女子学院へ入学する。

『咲-saki-』（本編）では全国大会出場決めたところで終わってましたが、阿知賀編では早々に全国大会始まりましたよ？
スピンオフながら、続編扱いなんでしょうか？
視点が違うだけで、本編に先駆けちゃうんでしょうか？
う～～ん…？

本編同様、牌譜だの手順だの駆け引きだの、普通の麻雀漫画のような楽しみ方は出来ません。
特に誰の手牌も見せず、必殺技で戦う感じの麻雀です。
『咲-saki-』がダメだった人は100%ダメですね。
キャラ萌えできる人用。
あたしゃ好きな方なんで、楽しく見てます。

シャイニング・ハーツ -幸せのパン-
PSP用RPGのアニメ化。

ウィンダリア島に漂流人（さすらいびと）として流れ着いた少年・リックは、アミル・ネリス・エアリィの3人の少女に助けられ、 彼女たちの営むパン屋「ル・クール」で職人として腕を振るっていた。
おいしいパンを焼いて人々に届ける、忙しくも穏やかな日々。
ある時、リックたちは食材探しに出掛けた森の奥で不思議な生き物と行き逢う。
その小さな出来事は、やがて訪れる新たな出逢いと大いなる変化の予兆にすぎなかった──。

パン屋アニメだ。
2話のラストでカグヤが浜に流れ着いていたので、これからRPGらしい話になって行くんだと思います。
でも、この展開の緩やかさは、2クールなんだろうなぁ。
でも、これ2クールやったらダレるだろ…。
はてさて、この先どうなることやら。
1クールは様子見かな？

這いよれ！ニャル子さん
GA文庫刊ラノベのアニメ化。

「いつもニコニコあなたの隣に這いよる混沌、ニャルラトホテプです♪」
銀髪の美少女が、とてつもなく意味不明なキャッチフレーズとともに現れた！

クトゥルー神話の邪神「這いよる混沌」ニャルラトホテプ、長いので略してニャル子。
「生ける炎」クトゥグアのクー子や、「名状しがたきもの」ハスターのハス太も加えて、底知れぬ暗澹たる恐怖と ラブ（クラフト）コメディがここに開幕！

八坂真尋やニャル子を狙って、次々と地球にやって来る邪神たち。
それを迎え撃つニャル子の宇宙CQC（Close Quarters Combat：近接格闘）。
宇宙規模で繰り広げられる壮絶な事件の真相とは？
はたして、真尋は平和に暮らすことができるのか！？

（」・ω・）」うー！（／・ω・）／にゃー！
（」・ω・）」うー！（／・ω・）／にゃー！

あーやっべー。
ちょーたのしー。
いや、（」・ω・）」うー！（／・ω・）／にゃー！がじゃなくてね、 ラブ（クラフト）コメディな部分ね。
嗚呼、リメンバー・マイ・ラブ（クラフト先生）

安いパロ（オマージュ）とギャグだけで構築されていると言っても過言ではない作品なんで、 ダメな人はトコトンダメだと思います。
純粋にラブクラフトが好きな人もダメだと思います。
心のどこかに「愛すべきバカ」って言葉を持っている人と、純粋に頭の悪い人には 面白い作品。
クトゥルーネタが解らなくてもそれなりに面白が、解るとその3倍は面白い。

創元のラブクラフト全集はもちろん読んだ。（心が折れそうになるところを、必死こいて読んだ）
更に学生時代TRPG三昧で、当然「クトゥルフの呼び声」もプレイし、 SAN値の重要性が痛いほど身についている私に死角は無い。
ラブクラフト全集って、ホント、ちゃんと読書癖つけた人じゃないと、読み終われないんだよなぁ。
ホラーでSFなクセに、なんでこんなに文章が重いのよ…。

さて、学生の頃は「クトゥルー」でないと許せなかったのに、今では「クトゥルフ」の方がしっくりくるので、 ニャル子が「クトゥルー」言ってると、なんか違和感。
これが、大人になったってことなのね。

ヨルムンガンド
小学館「月刊サンデージェネックス」連載漫画（完結）のアニメ化。

世界の敵でもあり、味方でもあるという矛盾をはらむ職業・武器商人。

世界的な海運王を父に持ち、HCLIヨーロッパ・アフリカ兵器運搬部門に所属し、 世界の紛争地域で”世界平和のために武器を売る”ココ・ヘクマティアルは、 両親を奪った”武器”を憎みながらも銃を持ち、戦場でしか生きられない寡黙な 元少年兵・ヨナを、自らの私兵部隊に引き入れる。

新しい仲間を加えた部隊のメンバーは、タフな交渉た激しい戦闘を切り抜けながら、 世界各地で”ビジネス”を展開していく。

うっひょ～！大好物～～！！
登場人物全員もれなく、命のやりとりしながら笑えるキチガイなところがいいね。
原作が完結していることもあり、2期で全エピソードをアニメ化とのことなので、 期待大！

大好物だから何も言うことねーや。
大アタリ！

ところで、放送前、サイトで2期の制作決定が告知されて、「え！？1期いつやった？！」って混乱した。
1期放送前から「2期制作決定！」なんてアナウンスすんなよ…。